『薬屋のひとりごと』の主人公・猫猫(マオマオ)。
薬や毒のことになると目を輝かせるのに、あれだけ美しい壬氏を前にしてもほとんど動じない…。
物語を見進めていると、猫猫自身のことも気になってきませんか?
「猫猫って何歳なの?」
「父親と母親は誰?」
「どうしてあんなに薬や毒に詳しいの?」
私も最初は、猫猫には何かとんでもない出生の秘密が隠されているのでは…?と思っていました。
猫猫を知るうえで大切なのは、誰から生まれ、誰に育てられたのかということ。
花街で過ごした時間と、3人の家族との関係を知ると、普段の言葉や表情も少し違って見えてくるんですよね。
そこで今回は、猫猫の年齢や正体、実父・実母・養父とのつながりを整理していきたいと思います。
※ネタバレ注意
ここから先は、主にアニメ第1期終盤までに明かされる出生と家族関係に触れます。
実父・実母の名前も紹介するため、まだ知りたくない方はご注意ください。
猫猫の年齢と正体は?まずはプロフィールを確認!
先にポイントをまとめると、猫猫は物語の始まりでは17歳の、花街育ちの薬師です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 猫猫(マオマオ) |
| 年齢 | 物語開始時は17歳。 物語の進行に伴って年齢も変わる |
| 育った環境 | 緑青館と縁の深い花街 |
| 生業・得意分野 | 薬師。 薬や毒についての知識と観察力 |
| 実父 | 羅漢(ラカン) |
| 実母 | 鳳仙(フォンシェン) |
| 養父・師匠 | 羅門(ルォメン) |
| 後宮での役割 | 下女から玉葉妃の毒見役となり、のちに壬氏付きの侍女にもなる |
「17歳」は物語開始時の年齢
猫猫の年齢は、作者が公開しているWeb版の第1話「猫猫」でも17歳と記されています。
ただし、長く続いている物語なので、どの巻・どの場面でもずっと17歳というわけではありません。
「今は何歳?」と調べるときは、読んでいるエピソードの時点も一緒に確認したいですね。
この記事の「17歳」は、物語の始まりを指しています。
最新巻の年齢と混同しないようにしましょう。
猫猫は王族?出生のポイントは家族関係
「正体」と聞くと、実は皇族のお姫様なのでは?と想像してしまいますよね。
けれど、ここで明かされるのは、軍部の高官である羅漢と妓女・鳳仙の娘だということです。
そして、日々の暮らしの中で猫猫を育てたのが羅門。
この生みの親と育ての親の違いを押さえると、少し複雑に見える関係も分かりやすくなります。
猫猫の父親は誰?実父は「変人軍師」の羅漢!
猫猫の実の父親は、軍部の高官で「変人軍師」と呼ばれている羅漢(ラカン)です。
「えっ、あの羅漢が猫猫のお父さん!?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。
片眼鏡やつかみどころのない言動が印象的ですが、軍師としての才覚は確かな人物です。
アニメ第23話「鳳仙花と片喰」の公式あらすじでも、羅漢が猫猫の実父であることが明記されています。
羅漢は娘を気にかけているのに、猫猫はなぜ距離を取る?
羅漢は猫猫を自分の娘だと認識しています。
ですが、猫猫の反応を見ると、すんなり仲のいい親子にはなっていませんよね。
猫猫と長い時間を一緒に過ごし、生活や薬師としての学びを支えたのは羅門です。
血がつながっているからといって、羅漢を同じように「父親」として受け入れられるわけではないのでしょう。
そこには、母・鳳仙にまつわる過去や、羅漢への苦手意識も重なっています。
単に「父を知らなかったから」で片づけられないところが、この親子の難しさなんですよね。
実父は羅漢。
猫猫が「おやじ」と呼んで慕う養父は羅門。
血縁と、本人が感じている親子の距離は分けて考えると整理しやすくなります。
羅漢と鳳仙の過去も、親子関係に関わっている
羅漢と鳳仙には、想いがありながらもすれ違ってしまった過去があります。
羅漢の一見不穏な言葉だけで判断すると、その後に見えてくる事情との違いに驚かされます。
第1期終盤では、猫猫と羅漢の勝負から、緑青館の妓女を身請けする話へとつながっていきます。
父親の正体が分かって終わりではなく、その人がどんな過去を抱えていたのかまで描かれるのが印象的です。
猫猫の母親は誰?実母は緑青館の妓女・鳳仙
猫猫の実の母親は、緑青館の妓女だった鳳仙(フォンシェン)です。
つまり猫猫は、花街の暮らしを外から見てきたわけではありません。
その世界で生まれ、周囲の人々と関わりながら育ってきたんですね。
鳳仙と猫猫の間にも、単純ではない距離がある
猫猫は鳳仙について、素直に「お母さん!」と甘えるようには描かれていません。
出生の話にも淡々としていて、あえて踏み込まないように見える場面があります。
母娘であれば自然に心が通じ合う、という単純な描き方ではないところに、猫猫が育ってきた環境の厳しさを感じます。
ただ、その静かな態度だけを見て「何も感じていない」と決めつけるのも違う気がするんですよね。
言葉にしない思いや距離感を考えながら見返すと、印象が変わる場面もあります。
出生の背景を見返すなら第1期終盤
羅漢と鳳仙、そして猫猫のつながりを振り返りたいなら、アニメ第1期の第23話・第24話が大きな節目です。
第24話「壬氏と猫猫」では、身請けの話に加え、猫猫が父親に対する複雑な感情を語ります。
名前だけ覚えるよりも、会話や表情を一緒に見たほうが、この家族の関係は伝わってくると思います。
実母は鳳仙、実父は羅漢。
そして、猫猫の暮らしと薬師としての成長を支えた養父が羅門です。
猫猫を育てた父親は羅門!薬の師匠でもある
猫猫にとって「おやじ」と呼べる存在が、養父の羅門(ルォメン)です。
猫猫を引き取り、薬の知識を教えながら育ててきました。
薬のことでは勢いよく突き進む猫猫も、羅門の教えや判断は大切にしています。
父親であり、薬師としての師匠でもあるんですね。
羅門・羅漢・鳳仙の関係を表で整理
| 人物 | 猫猫との関係 |
|---|---|
| 羅漢 | 実の父親。 軍部の高官で軍師 |
| 鳳仙 | 実の母親。 緑青館の妓女 |
| 羅門 | 育ての父親で、薬の師匠。 羅漢の叔父でもある |
もうひとつ覚えておきたいのが、羅門は羅漢の叔父だということ。
血縁をたどると、猫猫にとっては大叔父にあたります。
「養父なのに、もともと親戚でもあるの?」と少しややこしく感じますよね。
ですが、猫猫から見れば、まずは自分を育ててくれた大切な父親です。
羅門 → 羅漢の叔父
羅漢 → 猫猫の実父
羅門 → 猫猫の大叔父であり、養父
花街だけで完結しているように見えた猫猫の過去が、軍部や後宮にもつながっていく。
この広がりも、『薬屋のひとりごと』の面白いところだと思います。
ほかの登場人物とのつながりも整理したい方は、登場人物・声優の相関図記事もあわせてどうぞ。
リンク先にも人物関係のネタバレが含まれます。
猫猫はなぜ薬や毒に詳しい?花街で育った経験が土台
17歳で、どうしてあそこまで薬や毒に詳しいのか。
猫猫を見ていると、つい気になってしまいますよね。
その土台にあるのが、羅門から薬や治療について教わってきた経験です。
猫猫にとって薬は、突然出会った特別なものではなく、幼い頃から暮らしのそばにあったものなのでしょう。
教わった知識に、本人の好奇心が重なっている
猫猫の特徴は、知識を覚えるだけで満足しないこと。
気になる薬や毒に出会うと、「もっと知りたい」が止まらなくなります。
自分の体で試してしまう場面には、「そこまでやる!?」と思わされますよね。
羅門のもとで学んだ土台に、本人の強い好奇心が重なって、あの薬師・猫猫がいるのだと思います。
後宮へ行ったのは、自分で望んだからではない
もともと花街で薬師をしていた猫猫ですが、人買いにさらわれ、後宮の下女として働くことになります。
最初から宮中で出世したくて来たわけではありません。
目立たず過ごしたかったのに、知識を生かしたことが壬氏の目に留まり、玉葉妃の毒見役へ。
放っておけない気持ちと、面倒事からは離れていたい気持ちが同居しているのも猫猫らしいところです。
猫猫の力は、出生の秘密だけで説明できるものではありません。
羅門から学んだ知識と、花街で重ねた経験、本人の観察力や好奇心が重なっています。
猫猫のそばかすは偽物?素顔を隠していた理由
猫猫といえば、そばかすのある素朴な顔を思い浮かべる方も多いはず。
ですが、あのそばかすは自分で描いている化粧です。
「えっ、そばかすを描いていたの!?」とびっくりしますよね。
地味に見せるのは、身を守るため
猫猫がわざと目立たない見た目にしているのには、花街で生きてきた事情があります。
容姿を目立たせず、余計な危険を避けようとしているんですね。
そばかすを落として装うと、普段とは印象ががらりと変わります。
でも、本人はいつも美しく見られたいというわけではありません。
むしろ「目立つと面倒事が増える」と考えていそうなところが、いかにも猫猫らしいです。
そばかすは単なる見た目のギャップではなく、猫猫なりの身の守り方。
素顔だけでなく、なぜ隠していたのかに注目すると、生い立ちとのつながりも見えてきます。
花街でさまざまな人を見てきた猫猫だからこそ、華やかさの裏にある危険にも敏感なのかもしれません。
ここは、彼女の行動からそう読み取れる部分ですね。
猫猫の年齢・家族についてよくある質問
猫猫はずっと17歳なの?
17歳は物語開始時の年齢です。
物語の中でも時間が進むため、後の巻やエピソードまで同じ年齢として扱うのは避けましょう。
猫猫の父親は羅漢?それとも羅門?
実父は羅漢、育ての父親は羅門です。
猫猫が「おやじ」と呼んで慕っているのは、自分を育て、薬を教えてくれた羅門です。
猫猫の母親は誰?
緑青館の妓女・鳳仙です。
羅漢と鳳仙の過去は猫猫の出生につながり、アニメ第1期終盤の重要なエピソードになっています。
羅門は猫猫と血がつながっている?
羅門は実父・羅漢の叔父なので、猫猫から見ると大叔父です。
同時に、猫猫を育てた養父でもあります。
猫猫の家族を知ると、どこに注目して見返せる?
羅漢に向ける表情と、羅門について語るときの言葉を比べてみると、関係の違いが伝わってきます。
血縁だけでは決まらない「家族」の距離が、この物語の印象的なところだと思います。
まとめ|猫猫の正体は、生まれと育ちの両方から見えてくる
今回は、『薬屋のひとりごと』猫猫の年齢や正体、父親と母親について整理しました。
覚えておきたいポイントはこちら!
・物語開始時の猫猫は17歳の薬師。
・実父は羅漢、実母は鳳仙。
・育ての父親で、薬の師匠は羅門。
・羅門は羅漢の叔父で、猫猫の大叔父でもある。
・そばかすは、自分を目立たせないための化粧。
最初は「薬と毒が大好きな、ちょっと変わった女の子」という印象だった猫猫。
ですが、出生や育った環境を知ると、人と距離を取るところや、目立つことを嫌うところにも目が向くようになります。
個人的には、猫猫が血のつながりだけで人との関係を決めていないところも印象的でした。
実父が羅漢でも、猫猫にとって「おやじ」は自分を育ててくれた羅門なんですよね。
この関係を知ってから第1期を見返すと、何気ない言葉や表情が少し違って見えるかもしれません。
気になった場面を、ぜひもう一度楽しんでみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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参考にした情報
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アニメ公式・キャラクター紹介
アニメ公式・第23話「鳳仙花と片喰」
アニメ公式・第24話「壬氏と猫猫」
