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原作小説『ふつつかな悪女ではございますが』11・12巻ネタバレ|終盤の展開を解説

原作小説『ふつつかな悪女ではございますが』11・12巻ネタバレ|終盤の展開を解説 ふつつかな悪女ではございますが
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原作小説『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』も、いよいよ物語は終盤へ。

11巻・12巻では、金領で起こった事件の後編から、玲琳が生まれ育った黄家へ帰る「雨の黄家帰省」編へと物語が進んでいきます。

11巻で描かれるのは、玲琳・慧月・清佳の三人による妓楼「天香閣」への潜入。

そして12巻では、玲琳の体調を心配する慧月の思いとともに、玲琳がどのような家庭環境で育ったのかが見えてきます。

特に12巻は、玲琳と慧月それぞれの「生きること」に対する考え方の違いが強く描かれる重要な巻です。

今回は、そんな原作小説11巻・12巻の展開を巻ごとにネタバレありで整理していきます。

読者
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  • 11巻では何が起こる?
  • 天花の正体は?
  • 12巻で玲琳と慧月はどうなる?

と気になっている方は、ぜひチェックしてみてください。

ネタバレ注意

この記事では、原作小説11・12巻に収録されている内容に触れています。
12巻で描かれる問題の最終的な解決や、作品全体の結末については扱っていません。

主な舞台・出来事注目ポイント
11巻金領・天香閣への潜入三雛女の潜入、天花と琴瑶、証拠と迫る期限
12巻黄領・黄家への帰省慧月の嘘、玲琳の家庭環境、死への向き合い方

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【ネタバレ】11巻|三雛女が天香閣へ潜入!天花の正体も明らかに

11巻は、第六幕「絢爛豪華! 金領」の後編。

金領を舞台にした事件が、いよいよ大きく動き始めます。

玲琳・慧月・清佳の三人は、西琉巴王国の第一王子・ナディールの歓待を無事に成功させます。

さらに、夜市で起こった麻薬騒動についても、玲琳と慧月が入れ替わることで危機を乗り越えることに。

「これで一件落着……?」

と思いきや、もちろんそんな簡単には終わりません。

三人は、事件の黒幕に近づくため、妓楼「天香閣」へ潜入することになります。

なぜ天香閣へ潜入することになった?

ここで気になるのが、

「どうして三人は、わざわざ妓楼に潜入するの?」

というところですよね。

天香閣は、事件の黒幕につながる重要な場所。

玲琳たちは、外から情報を集めるだけではなく、実際に内部へ入り込んで証拠を探すことを決めます。

とはいえ、そこは当然ながら簡単に入り込める場所ではありません。

内部には排他的な妓女たちがおり、しかも三人には時間的な制限もあります。

証拠を見つけられないまま、どんどん期限が迫ってくる……。

そのため11巻の天香閣潜入は、単なる「調査」ではなく、かなり緊張感のある展開になっています。

ここまでの玲琳たちは、目の前で起こる問題に巻き込まれることも多かったですよね。

ところが11巻では、自分たちから事件の核心へ飛び込んでいくことになります。

この変化も、ぜひ注目したいところです。

天花の正体は清佳の幼なじみ・琴瑶だった!

そして、天香閣で玲琳たちが接触することになるのが、妓楼の頂点に君臨する妓女・天花。

ところが、この天花には驚きの正体がありました。

なんと……天花の正体は、清佳のかつての幼なじみ・琴瑶だったのです。

まさか、ここで清佳の過去につながる人物が登場するとは……!

これによって、天香閣への潜入は単なる「敵の拠点への潜入」ではなくなります。

清佳にとって琴瑶は、過去と深く結びついた人物。

事件の証拠を探すだけではなく、清佳自身の記憶や人間関係まで絡んでくることになります。

天香閣という特殊な場所、排他的な妓女たち、なかなか見つからない証拠、そして迫ってくる期限。

そんな状況のなかで、三人がどのように動くのかが11巻の大きな見どころです。

11巻は「三人が自分たちから事件へ飛び込む巻」

11巻を簡単にまとめるなら、「玲琳・慧月・清佳が、自ら事件の核心へ近づいていく巻」といったところでしょうか。

天香閣へ潜入し、天花=琴瑶という人物にもたどり着くことで、金領で続いていた事件はさらに複雑になっていきます。

ただ、ここで覚えておきたいのは、11巻だけですべてがきれいに解決するわけではないということ。

三人が何を手がかりにし、誰を信じ、どんな選択をするのか。

そこに注目して読むと、11巻の展開がより分かりやすくなると思います。

【ネタバレ】12巻|黄家への帰省!慧月が玲琳についた嘘とは?

続く12巻からは、舞台が大きく変わります。

12巻は、第七幕「雨の黄家帰省」編。

金領での騒動を終えた玲琳たちは、帰路につくことになります。

しかし、ここで気になるのが慧月の様子。

実は慧月は、玲琳の体調について心配していました。

そして、その心配から玲琳にある「嘘」をつくことになります。

慧月が玲琳についた嘘

慧月は、玲琳に対して、「気の枯渇によって入れ替わりを解消できない」と説明。

ところが……

これ、実は嘘なんです。

では、なぜ慧月は玲琳に嘘をついたのでしょうか?

それはもちろん、玲琳のことを心配しているから。

玲琳の体調を案じるあまり、本当のことをそのまま伝えることができなかったんですね。

ここが12巻の慧月を語るうえで、かなり重要なポイント。

これまでの慧月は、玲琳に対して複雑な感情を抱えながらも、少しずつその関係性を変えてきました。

そんな慧月が今度は、玲琳を守りたいという気持ちから嘘をつく

玲琳を心配する気持ちと、本当のことを言えない苦しさ。

このあたりが12巻では丁寧に描かれています。

玲琳、久しぶりに黄家へ帰ることに

そんな慧月の様子を受けて、玲琳は黄領にある自分の家へ数日寄り道することを提案します。

つまり……玲琳、久しぶりの実家帰省です!

玲琳にとっては、入内して以来初めての黄家への帰還。

雛宮にいるときとはまた違う、玲琳の「素」の部分が見えてくることになります。

黄家の人々も、玲琳の帰宅を喜びます。

一行はしばしの休息を取ることになるのですが、ここで慧月にとって大きな意味を持つ出来事が。

それが、玲琳の家族や、生まれ育った環境を知ることです。

これまで慧月が知っていたのは、雛宮での玲琳。

もちろん、長い時間をともに過ごすなかで玲琳自身について知っていることも増えています。

でも、「どんな家で育ったのか」「どんな家族に囲まれてきたのか」という部分までは、まだ知らないことも多い。

だからこそ、黄家への帰省を通して慧月が玲琳の過去を知ることには、大きな意味があります。

玲琳が「死」を受け入れる一方で、慧月は抗おうとする

そして12巻で特に重要なのが、玲琳の「死」に対する向き合い方です。

公式紹介でも、12巻は、玲琳が迫りくる死を淡々と受け入れようとする一方、慧月は懸命にあらがう

という構図が示されています。

ここが本当に二人らしいというか……。

玲琳は、自分の置かれている状況を受け止めようとします。

一方の慧月は、「それを受け入れたくない」という気持ちから、どうにか抗おうとする。

同じ玲琳の未来を見ているのに、二人の受け止め方がまったく違うんですよね。

玲琳にとっては「受け入れること」。

慧月にとっては「抗うこと」。

この対照が、12巻の大きな軸になっています。

辰宇も自身の過去と向き合うことに

そして、12巻で描かれるのは玲琳と慧月だけではありません。

辰宇もまた、自身の仄暗い過去を思い起こすことになります。

黄家で起こる出来事は、それぞれの人物が抱えてきたものを見つめ直すきっかけにもなっているんですね。

そのため「黄家への帰省」という一見穏やかそうなタイトルとは裏腹に、12巻では登場人物たちの内面がかなり掘り下げられていきます。

12巻の軸は「玲琳を知ること」

12巻を一言でまとめるなら、「玲琳の過去と生き方に、慧月が向き合う巻」といえるでしょう。

黄家で玲琳の家庭環境を知ることで、慧月はこれまでとは違った角度から玲琳を見ることになります。

そして、玲琳が受け入れようとしている「死」に対して、慧月はどうしても抗いたい。

二人の気持ちが大きくすれ違うからこそ、12巻はかなり印象に残る巻になっています。

12巻は物語全体の結末ではない!

ここで注意しておきたいのが、「12巻=完結」ではないということ。

12巻は公式にも「クライマックス直前」の巻として案内されています。

そのため、11・12巻を読んだからといって、作品全体の最終的な結末まですべて分かるわけではありません。

この記事では、あくまで11巻・12巻で描かれる展開を中心に紹介しています。

玲琳と慧月が最終的にどうなるのか。

そして、この物語がどんな結末を迎えるのか。

そこまで知りたい方は、別途「結末・完結」を扱った記事をチェックしてください。

『ふつつかな悪女ではございますが』11・12巻を読み返すならここに注目!

11巻と12巻では、舞台も展開もかなり変わります。

そのため、続けて読むときには「何に注目すればいいの?」と少し混乱する方もいるかもしれません。

そんなときは、次の2つを意識してみてください。

注目したいポイント考えながら読むと面白いこと
11巻三雛女による天香閣への潜入三人は何のために潜入し、誰と接触するのか
12巻慧月が玲琳の過去や体調と向き合う慧月は何を恐れ、なぜ玲琳のために嘘をつくのか

11巻では、三人が「問題の中へ自分たちから入っていく」ことがポイント。

一方の12巻では、慧月が「玲琳自身の過去や生き方に触れていく」ことがポイントになります。

事件を追う11巻と、人物の内面に踏み込む12巻。

方向性は違いますが、どちらも玲琳・慧月・清佳たちが目の前の問題から逃げずに進んでいく姿が描かれています。

よくある質問

Q. 11巻で三人はなぜ天香閣へ行くの?

事件の黒幕に近づき、証拠を探すためです。

玲琳・慧月・清佳の三人は、外から調べるだけではなく、自分たちで天香閣へ潜入することを決めます。

Q. 天花の正体は誰?

清佳のかつての幼なじみ・琴瑶です。

天香閣の頂点にいる妓女・天花の正体が琴瑶だと分かることで、事件だけでなく清佳の過去も物語に絡んできます。

Q. 12巻で慧月がついた嘘って?

慧月は玲琳に、

「気の枯渇によって入れ替わりを解消できない」

と説明します。

しかし、それは玲琳の体調を心配した慧月がついた嘘でした。

Q. 12巻で玲琳たちはどこへ行く?

玲琳の提案で、黄領にある黄家へ数日寄り道することになります。

玲琳にとっては、入内して以来初めての黄家への帰還です。

Q. 11・12巻を読めば作品全体の結末まで分かる?

11・12巻では、作品全体の最終的な結末までは描かれていません。

この記事でも11・12巻の展開を中心に紹介しているため、玲琳や慧月たちの最終的な行方まで知りたい場合は、結末を扱った記事を確認してください。

原作小説『ふつつかな悪女ではございますが』11・12巻ネタバレ|終盤の展開を解説!まとめ

今回は、原作小説『ふつつかな悪女ではございますが』11巻・12巻のネタバレをまとめました。

11巻では、玲琳・慧月・清佳の三人が天香閣へ潜入。

そこで妓女・天花の正体が、清佳の幼なじみである琴瑶だと判明します。

証拠がなかなか見つからないうえ、期限も迫るなかで、三人が事件の核心へと近づいていくことになります。

そして12巻では、玲琳の体調を心配する慧月が、玲琳に嘘をつくことに。

その後、玲琳の提案で一行は黄家へ向かい、慧月は玲琳が生まれ育った家庭環境を知ることになります。

さらに、

玲琳は迫りくる死を受け入れようとする。

一方で慧月は、玲琳を生かすために抗おうとする。

という、二人の大きな違いも描かれます。

11巻が「事件の核心へ飛び込んでいく巻」なら、12巻は「玲琳という人物そのものに向き合う巻」。

物語全体の結末へ向けて、登場人物たちの感情も大きく動き始める重要な2冊です。

この先、玲琳と慧月がどうなってしまうのか……。

続きが気になるところですね。

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